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実用書

田中一郎「〔図解〕電車通勤の作法」

通勤電車のストレスは相当なものである。殺人的な混雑はもちろん、隣人のマナーの悪さに込み上がる不快感。著者は長年の遠距離通勤を通じて、そんな殺伐とした車内に一服の清涼感をもたらす「乗り方」を独自に開発した!流れにぶつからず、空気のように溶け込...
小説

奥田英朗「イン・ザ・プール」

「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖…訪れる人々も変だが、治療する医者の...
小説

五十嵐貴久「リカ」

妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」と名乗る女性と知り合う。しかし彼女は、恐るべき“怪物”だった。長い黒髪を振り乱し、常軌を逸した手段でストーキングをするリカ。その狂気に追いつめられた本間は、意を決...
小説

筒井康隆「ベトナム観光公社」

新婚旅行には誰もが土星へ行く時代、装甲遊覧車に乗ってベトナム観光公社主催の戦争大スペクタクルを見物に出かけた―現代社会と戦争を徹底的に戯画化する表題作ほか、名作の香り高い「火星のツァラトゥストラ」「トラブル」「最高級有機質肥料」「マグロマル...
小説

今野敏「任侠書房」

日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、今時珍しく任侠道をわきまえたヤクザ。その阿岐本組長が、兄弟分の組から倒産寸前の出版社経営を引き受けることになった。舞い上がる組長に半ば呆れながら問題の梅之木書房に出向く日村。そこにはひと癖もふた癖もある編集...
エッセイ

酒井順子「おばあさんの魂」

私達は、いかにしておばあさんになるか。おばあさんが持つ力とは、何なのか。偉大なるおばあさん達に学ぶ。全ての女性必読の書。 (「BOOK」データベースより) 酒井順子、ついにおばあさんの領域まで行ったか! 思い起こせばン十年前、酒井順子は高校...
小説

荻原浩「明日の記憶」

知っているはずの言葉がとっさに出てこない。物忘れ、頭痛、不眠、目眩――告げられた病名は若年性アルツハイマー。どんなにメモでポケットを膨らませても確実に失われていく記憶。そして悲しくもほのかな光が見える感動の結末。 上質のユーモア感覚を持つ著...
マンガ

うるまでるび「おれボテ志デラックス」

親はバカでも子は育つ。1日100万アクセスのWEB「ほぼ日刊イトイ新聞」で大人気連載中の子育て日記「おれボテ志」。妻でるびが絵を描き、夫うるまが文を書き、普通の子の普通の成長を毎日レポートした膨大な絵日記。誕生から3年間のいいところをデラッ...
小説

奥田英朗「ナオミとカナコ」

ナオミとカナコの祈りにも似た決断に、やがて読者も二人の“共犯者”になる。望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美。夫の酷い暴力に耐える専業主婦の加奈子。三十歳を目前にして、受け入れがたい現実に追いつめられた二人が下した究極の選択…。「いっそ...
小説

ジェフリー・アーチャー「大統領に知らせますか?」

FBIワシントン支局は、大統領暗殺の情報を得た。犯人は、米国初の女性大統領念願の銃砲所持規制法案の成立に反対する者たちか?黒幕の存在を察したFBIは現行犯逮捕をめざし、極秘の捜査を開始した。その直後、捜査官は情報提供者と上司と親友の同僚を失...
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