日本中のお友だちと一緒に歩んだリカちゃんの輝かしい足跡と、日本一有名な女の子の「秘密」をたっぷりと詰め込んだ50周年記念クロニクル。「リカちゃんはお醤油屋さんで作られていた!」「リカちゃんには消息不明の姉がいる」「パパのボディには、愛妻家ならではの仕掛けがある!」など…思わず誰かに教えたくなるLICCA’Sトリビアが満載。
(「BOOK」データベースより)
祝・リカちゃん50周年。いや、一昨年2017年のことですけど。
私が“あるきはじめたみよちゃん”の頃に、初代リカちゃんは発売開始されております。
ちょっとだけリカちゃんの方がお姉さんですね。
でも、発売時のリカちゃん年齢は小学5年生。ってことは既にリカちゃん、アラカンに突入していることになります。
まーびっくりだわ。着せ替えのお洋服に赤いチャンチャンコ用意しなければ!
——なんて、ヤボなことは言いっこなしです。
リカちゃんは永遠の小学5年生。50年間、ずっと小学5年生。
現年齢アラフィフの人も、アラフォーの人も、アラサーの人も、成人したてもティーンズも、そして今ちょうど着せ替え人形で遊んでいるちびっこちゃんも、女子が皆愛したリカちゃん。
「公式 リカちゃん完全読本 50th ANNIVERSARY」は、永遠の小学5年生リカちゃんの、50年間の歩みを丸ごと詰め込んだお宝ムック本でございます。
(香山リカ プロフィール)
年齢:11歳の小学5年生
誕生日:5月3日(おうし座)
血液型:O型
身長:142cm
体重:34kgフランス人で音楽家のパパと、ファッションデザイナーのママをもつ、おしゃれとスウィーツが大好きな女の子。
ちょっぴりあわてんぼうな一面も。
好きな色は白とピンク、
好きな花は赤いバラ、
将来の夢はママのようなデザイナーになること!
1969年アポロ月に行くの年に生まれた私 さくらの場合、初代ではなくて2代目リカちゃんがドンズバの世代です。
ですが、我が家のリカちゃんハウスは姉のお下がりなので『初代リカちゃんハウス=ドリームハウス』でした。
このムック本を見てはじめて知ったんですけどね!初代リカちゃんハウスにはビロード貼りの応接セットが付属されていたそうなんですよ!
私、一度も応接セット見たことがありませんでしたよ。存在すら知らなかったよ…。おねーちゃん、どこに無くしちゃったのよ…。
で、姉と言えば、話は変わりますが。
リカちゃんにお姉さんがいるって、あなた、知ってました?
リカちゃんには双子(女児)と三つ子(女児&男児)がいる6人兄弟だと、現在のタカラトミー公式サイトでは紹介されています。
いまのご時勢6人兄弟ってのも結構な子沢山ですが、さらに1名、生き別れたお姉さんがいるらしいんですよ。
長らく消息不明になっていた姉リエは、ファッションデザイナーのママがパリへ出かけたときにお世話になったスチュワーデス(現CA)さん。
具合が悪くなったママンを親切に看病してくれたスチュワーデス(現CA)さんが、実は!「お母さん!」「リエちゃん!」上空10,000メートルで奇跡の再会。
姉はその後CAを辞めてママンのブティックを手伝いはじめたらしいのですが、数年後にはまた行方知れずに…。
何が起こった。リカちゃんの家庭に。
姉の話だけじゃなくて、リカちゃんの家庭環境は考えてみれば結構複雑です。
音楽家のパパ・ピエールは、今でこそママと仲良く暮らしているようですが、リカちゃんが誕生した後は22年間も所在不明になっていました。
おそらくは別居していたものと推測されます。
それなのにママには次々と、双子や三つ子が誕生しているのです。…それ、誰の子?
さらに、リカちゃんは小学5年生の子どもで、そこそこのお嬢様と思われるのに、ミスドやモスでバイトをしながら小遣い稼ぎもしています。
一人で世界旅行にも行っちゃうし。
これまで6人もボーイフレンドが存在しているのに「リカには彼氏がいたことがないの♪うふっ」だし。
怖い…。この小学5年生の生育環境も生活環境も、怖い…。
ヤボなことは言いっこなし、そりゃあ分かっちゃいるんですけど。
大人になってからリカちゃんの設定を見返すと、いろいろ突っ込みどころも、邪推してしまうところも多し。
ピュアな気持ちでお人形さん遊びができなくなっている自分を嘆くか、オトナな黒い気持ちで突っ込みどころを探すか。
どちらに気持ちの針を振ったとしても、どちらにしたってリカちゃんは、愛すべき永遠の遊び相手…という結論で、よろしいのですかね?