さくら

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ドキュメンタリー

夏樹静子「椅子が怖い」

「夏樹静子のお葬式を出しましょう」―苦しみ抜き、疲れ果て、不治の恐怖に脅かされた闘病の果てに、医者はこう言った。時には死までを思い浮かべた鋭い腰の疼痛は、実は抑制された内なる魂の叫びだった。そして著者もいまだに信じられないという、劇的な結末...
小説

我孫子武丸「殺戮にいたる病」

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない...
ドキュメンタリー

斉藤里恵「筆談ホステス」

耳が聴こえない青森一の不良娘が“筆談”だけで銀座No.1ホステスになった!聴覚障害を持つ25歳が見つけた小さな夢…。筆談を駆使したマル秘コミュニケーション術はすべての人々に愛を与えます。 (「BOOK」データベースより) いや綺麗だねえ。 ...
小説

久坂部羊「廃用身」

廃用身とは、脳梗塞などの麻痺で動かず回復しない手足をいう。神戸で老人医療にあたる医師漆原は、心身の不自由な患者の画期的療法を思いつく。それは廃用身の切断だった。患者の同意の下、次々に実践する漆原を、やがてマスコミがかぎつけ悪魔の医師として告...
マンガ

村上たかし「星守る犬」

掲載時に各媒体で異例の大反響を受けた話題作が、待望の単行本化。 とある原野で、朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見された。 鑑定の結果は男性が死後1年。だが犬は死後わずか3ヶ月――。この時間差が意味するものとは? …...
小説

宮部みゆき「桜ほうさら」

父の汚名をそそぎたい。そんな思いを胸に秘めた笙之介は…。人生の切なさ、ほろ苦さ、人々の温かさが心に沁みる物語。 (「BOOK」データベースより) かつては私の中で「宮部みゆきといえばミステリ」的な印象をもっていましたが、だんだんと時代小説の...
小説

浅倉卓弥「四日間の奇蹟」

第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラーを待望の文庫化...
絵本

川上恵,鈴木靖将「遣唐使物語まなり」

2004年の秋、中国西安で、ふしぎな石がみつかりました。 そこには「井真成」というはじめて耳にする名前と、「倭国」ではなく「日本」という国号が彫られていました。 この墓誌発見のニュースは日本でも大きな話題を呼びました。 この本は、井真成をは...
小説

小池真理子「青山娼館」

私は娼婦という職業選択をするつもりは毛頭ないけれど、 「マダム・アナイス」で働く人にはなりたい。 もしくは「マダム・アナイス」の会員客になりたい。どっちでもいい。ただマダムに会いたいの。 「恋は御法度よ」会員制娼館のマダム塔子は言った。 娘...
小説

宮木あや子「校閲ガール」

ファッション誌の編集者になる! という夢を抱えて出版社に就職した河野悦子(こうの・えつこ)が配属されたのは校閲部だった! 担当する原稿や周囲ではたびたび、ちょっとした事件が巻き起こり……! ? 読んでスッキリ、元気になる! 最強のワーキング...
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