ナンセンス

小説

筒井康孝「心狸学・社怪学」

臓器移植の諸問題が解決した時代。交通事故で瀕死の重傷を負った作家が、手術の結果一命をとりとめた。ただし、胃袋はブタ、心臓はイヌ、肝臓はウマのものだった。その結果…。(条件反射) 宇宙中継用の有人通信衛星が開発された時代。男は、奇妙なものが衛...
小説

三島由紀夫「命売ります」

目覚めたのは病院だった、まだ生きていた。必要とも思えない命、これを売ろうと新聞広告に出したところ…。危険な目にあううちに、ふいに恐怖の念におそわれた。死にたくない―。三島の考える命とは。(「BOOK」データベースより)いやー、もう、大好き。...
マンガ

泉昌之「かっこいいスキヤキ」

泉晴紀(作画)&久住昌之(原作)の2人ユニットのデビュー作『夜行』含む「ガロ」「宝島」に掲載した作品を収録した初期短編集。マイナーすぎてAmazonに書籍の内容紹介が無いという悲しい事実の「かっこいいスキヤキ」英名?は「GROOVY SUK...
小説

筒井康隆「ベトナム観光公社」

新婚旅行には誰もが土星へ行く時代、装甲遊覧車に乗ってベトナム観光公社主催の戦争大スペクタクルを見物に出かけた―現代社会と戦争を徹底的に戯画化する表題作ほか、名作の香り高い「火星のツァラトゥストラ」「トラブル」「最高級有機質肥料」「マグロマル...
小説

赤塚不二夫,三津留ゆう,石原宙,浅野直之「小説おそ松さん」

『オレたち、 お恥ずかしながらニート(童貞)になって帰って参りました! 』あの六つ子が大人になって平成の世で大暴れ!おそ松メインの「末っ子おそ松」、カラ松メインの「劇団カラ松」、チョロ松メインの「チョロ松、深夜の大冒険」ほか抱腹絶倒の10編...
児童書

矢玉四郎「はれときどきぶた」

130万部突破のベストセラー!!毎日日記をつけている則安君は、ある日お母さんに日記を盗み読みされてしまいます。則安君は、お母さんをおどろかそうとでたらめなことを日記に書くことに。「お母さんがえんぴつをてんぷらに」 「金魚がへやをとびまわる」...
絵本

シゲタサヤカ「キャベツがたべたいのです」

「花のミツなんて甘いだけ。やっぱりあの味が忘れられない!」なつかしい味を求めて5匹のチョウチョたちが辿りついたのは、一軒の八百屋さん。はたして、彼らの願いはかなうのでしょうか?!(絵本ナビより)だ・よ・ね~!だよね~、だよね~、言うっきゃな...
絵本

長新太「ゴムあたまポンたろう」

山にポンとぶつかって、ボールのように空をとぶゴムあたまポンたろうのふしぎな世界一周の旅。(絵本ナビより)ナンセンス絵本の極致といったらこれですぜ旦那。頭がゴム製のポンたろう。ポンと飛ぶからポンたろう。何故に飛ぶのかポンたろう。何処へ行くのか...
絵本

佐野洋子「おれはねこだぜ」

何よりも魚が好きで、魚の中でもさばが大好きなねこがいました。ねこが林の中を歩いていると、たくさんのさばが、ねこをめがけて泳いできます。魚たちは、きれいな声でうたいます。「きみはさばをくっただろ」…。(「MARC」データベースより)魚嫌いのお...
絵本

かがくいひろし「ふしぎなでまえ」

こんなでまえがきたらどうする?!ものぐさ者のじゃがさんとさつまさんのところに、ふしぎなでまえがやってきた!(「BOOK」データベースより)いやー予想外の展開でした。シュールというか何と言うか。じゃがいも と さつまいも が、お腹をすかせて出...