アメリカでポーランド系移民2世として生まれたフロレンティナが、ビジネスで成功しつつ、史上初の女性アメリカ合衆国大統領となる過程を描く。同じ作者による『ケインとアベル』の続編である。原題 “The Prodigal Daughter” は、「ルカによる福音書」の「放蕩息子の帰還」(the return of the prodigal son)の説話に由来している。
(Wikipediaより)
ヒラリー!
ヒラリー・クリントンが好きです。ヒラリーの政治的能力とか手腕とかは関係なく。私が尊敬する、前職の女性社長に顔が似ているからという、極私的な好みの問題です。
ちなみに前職の女性社長は日本人ですが、マジかなり似てます。かっちょ良いマダムでした。
今回のアメリカ大統領選挙で、もしかしたらアメリカ初の女性大統領が誕生するかもしれない?!という状況。
(そういえばオバマさん初当選の時は、初の黒人大統領 VS 初の女性大統領 の戦いでしたね)
私は女だから、女を応援します。
アメリカだろうと日本だろうと、女性が活躍の場を広げられるのは単純に嬉しいし、応援したい。元始、女は太陽であった だからね。
で、ヒラリーがTVニュースに登場する度に思い出すのがジェフリー・アーチャーの「ロスノフスキ家の娘」アメリカ史上初の女性大統領が誕生するまでの物語です。
この本は「ケインとアベル」の続編で、アベル・ロスノフスキの娘を描いたサイドストーリー的な位置付けをされています。
いや違う。私の中では「ケインとアベル」こそが「ロスノフスキ家の娘」のサイドストーリーだ。
昔、アーチャー好きの友人と“「ケインとアベル」VS「ロスノフスキ家の娘」どっちが面白いか対決”をした時のこと。
友人は「ケインとアベル」派。
そして私は断然「ロスノフスキ家の娘」でありました。男の話なんてどーでもいいよ。
しかし、しかし、しかしながら。
2016年現在、「ケインとアベル」は未だ販売されているというのに「ロスノフスキ家の娘」は絶版となっている事実を、amazonの商品説明でたった今知り驚愕。
どうして?!どうしてなの新潮社さん?!
おじさんのバトルなんてどうでも良いでしょう?
若いオナゴの話の方が読んでいて楽しいでしょう?!
書評なんて書いている場合じゃない。
さあ皆で「ロスノフスキ家の娘」復刊希望リクエストだ。ヒラリー・クリントンの就任間近の今がチャンスだ。
「元始、女性は太陽であった。真正の人であった。今、女性は月である。他に依って生き、他の光によって輝く。病人のような蒼白い顔の月である。私共は隠されてしまった我が「ロスノフスキ家の娘」をいまや取戻さねばならぬ」
復刊解放運動のリーダーは平塚らいてうだ!