「体育祭はガチバトル」「スカートの下にジャージをはいて登校」「中身はおっさん」などなど、女子高出身者なら思わず笑ってうなずく女子校あるあるネタを、豊富なイラストとともに一挙公開!
(Amazon内容紹介より)
《こんな人は読みましょう》
⇒かつての女子校出身者。『あるあるある~!』と、クイズ100人に聞きましたの観客大合唱気分が味わえます。
⇒これから女子校に進学する小学生or中学生女子。『女子校ってどんなかなドキドキ』の不安が一蹴されます(いや、さらに不安か?!)
《こんな人は読んではいけない》
⇒女子校に清らかな乙女のイメージを抱いているドリーマー。夢が壊れます。
⇒これから女子校に進学する娘を持つ父親。入学金の返還を求めたくなります。
我が娘が中学校(女子校)に入学する直前に購入した「女子校ルール」。
女子校生活3年目に入った娘は「女子校ルール」の“ルール”から逸脱することなく、登場するエピソードを忠実にトレースしています。
それはもう恐ろしいほどに。
さくら自身も女子校出身者なので似たり寄ったりではありましたが、あまりにも娘が「女子校ルール」まんまっぷりが甚だしいので、今さらながら娘に悪い本を与えてしまったのではないかとちょっと不安。
女子校に入学した時点で約束された宿命なのか。
それとも、この本が自宅にあるから、本に毒されてしまうのかこの本は悪魔の書か。呪いか。
女子校に通う年月が長ければ長いほど、女子力は、下がる。
例えばね。
ルール3:座るときは大股開きが当たり前。夏はスカートでパタパタあおぐ。
⇒日頃は女同士だから(男の先生なんてカウント外)構わないとしても、授業参観でお父さん方が見ている前では、スカートをまくりあげて座るのは止めなさい。
ルール43:授業中に奇声を発するコがいる。
⇒我が娘のクラスでは授業中に歌を歌いだすコがいるらしいです。フリーダムだ。
ルール57:かわいい女のコが大好き。
⇒身長が低い子はおおむね愛玩動物の役割を担う運命です。可愛い子を見る娘の目はヒヨコを手に乗せるような母目線。
ルール54:近くの女子校に対抗心を燃やす。
⇒おそらくこのルールについては、我が娘自身は納得しないだろう。「だって悪いけど○○じゃウチと勝負にならないし!」いや、ルール54は正しいな。
ルール29:おじいちゃん先生はもれなくかわいがられる。
⇒何ででしょう?枯れた老人にきゅんきゅんする中高生女子。ちなみに娘の最近のお気に入りは歌丸師匠です。笑点見る度にきゅんきゅんしてました。
ルール58:中身はオッサン。
⇒リオオリンピックの開会式を「最初から見る!」のは、カーニバルのお姉ちゃんの尻プリプリが見たいからだそうです。
同じく尻プリを見たい私は早起きしたのに、結局寝坊して見逃した娘でしたちゃんちゃん。
ルール38:何の脈絡もなく友達の膝の上に座る。座られたほうも別に驚かない。
⇒そのノリで、自宅では母の上によく乗っかってきます。重い。
ルール23:女同士でベタベタベタベタ…スキンシップ命!
⇒共学校と女子校の一番の違いはこれじゃなかろうか。とにかく触ります。いつでもくっつきます。あのですね、あれは治療です。ハンドヒーリングです。手や肌が接触する事によってチャクラが開いて霊的世界の扉が開くのです(嘘)
それぞれのルールについているイラストもあわせて読むとさらに良し。ちなみに本日2016/8/23現在、Amazonで「なか見!検索」が出来てました。ちと見てみると楽しいよ。
ああ、でも冒頭で申し上げたとおり、これから女子校に進学する娘を持つお父さんは見ないほうが良い。
ルール16:品良く育ってほしいと女子校に入れられるが、残念ながら男子よりもガサツに育つ。
⇒これから女子校に進学する娘を持つお父さんは、読んだらきっと後悔するから。ウチの娘の父親のように。