軽がモテる高知のキャバクラ、芦屋の超高級住宅地、六麓荘、大型クルーザーオーナー、苗場の20万円別荘、アメックスのブラックカード所有者、大泉町のブラジル人労働者etc.さまざまなデータと入念な現地取材から探る“格差社会ニッポン”の現実。
(「BOOK」データベースより)
この本は2008年の出版なので、既に8年もの月日が経過しております。
よって、記載されている情報が古びてしまうのは已む無しかと。
そもそものタイトルのカローラ自体、2016年の今では派生したラインナップが増え、いわゆる大衆車イメージの車ではなくなっているそうです(ソースMy夫)
とはいえ、いつの時代においても乗っている車から見える“格差”というものは存在するような気もします。
さて、2016年の今、港区の状況はいかなるものでしょうねえ?
さくらの勤務する会社は、正にタイトルの東京都港区に事務所があります。
港区と言っても広うござんすから、六本木ヒルズとかのお洒落スポットではありません。それでもある程度のデータ検証にはなるのでは。
本当に港区ではベンツがゴロゴロしてるのか?!いざいざ、検証ターイム!
・・・あれ?
・・・あれれ?
港区に、あんまりベンツ、停まってないよ?
会社の近くをぐるっと一周した結果・・・かのベンツマークがついている車は、2台。たったの2台。
ですが、それ以外の外車が。
BMW。アウディ。フォルクスワーゲン(何故かフォルクスワーゲン率高し)。ボルボ。ミニ。アルファロメオ。
そしてマセラッティー!きゃー北方謙三みたい。ポルシェー!きゃー山口百恵みたい。そしてジャガー!きゃージャガー横田みたい。
車に詳しくない私でも名前とマークを知ってる外車がゴロゴロ。でもベンツは殆ど無い。
たった2台のベンツでも、内1台は普通のベンツではなく、アーマーゲー(AMG)なるベンツのカスタムカーだそうです。と同僚が教えてくれました。
どうして普通のベンツが少ないんだろう?
ぐるっと一周仲間の同僚に質問したところ「素ベンツはゲタだから」
???ゲタ?ゲタって、履くゲタ?寅さんが履くゲタ?
同僚曰く。
ベンツはあまりにも当たり前なので、カスタマイズしていないベンツは日常の買い物仕様の『ゲタ』として扱われているそうです。
ここいら(会社近辺)ならともかく、“素ベンツ”で得意げに六本木交差点をブイブイ言わせたりすると、周囲から「ぷっ」と失笑されるとか。
・・・私が言ったんじゃないですからねっ!
文句は同僚に言ってよねっ!(責任転嫁)
はたして理由が本当にそうなのかはわかりませんが、確かに港区某町のベンツ車両の少なさ、そしてそれ以外の外車率の高さは、同僚の推測を裏付けるものであります。
つまり、港区民が見栄っ張りってことか。そうなのか。
ベンツとカローラで格差を感じる前に、2016年現在の実情の違いにうちのめされた私でありました。
このままでは今日のブログが頓挫しちゃうわ!との危機感を抱き、話を方向転換。
「港区ではベンツがカローラの6倍売れている」の中では、車を基準とした比較だけではなく、様々な角度から“格差”の検証をしています。
ひとつひとつ読むだけでも、なかなかに面白いものです。
AMEXのブラックカードは箱入りで自宅に突然届くなんて知らなかったしね。ライアーゲームの黒封筒みたいですね。そもそもブラックカードっていう名称じゃなくて、黒いカードは「アメックス・センチュリオンカード」ってな名称だそうですよ。知ってた?センチュリオンの意味すら知らない私には縁のない世界ですので、この本を読まなければブラックカードの正式名称も知らなかったわ。あーひとつ賢くなった!一生役にはたたないが。
そして世の独身男性に向けて。
こっちは知っておくと役に立つ(かもしれない)
「クルーザー VS フェラーリ」
上記2つの内、モテたい男性が選ぶべきはクルーザーの方だそうです。
断然クルーザー。なんといってもクルーザー。ナンパして「僕のクルーザーに遊びにくる?」なんて誘えば100発100中。入れ食い状態らしいっすよお兄さん!
若きオナゴがよりどりみどりだったら、購入価格1000万円ほども惜しくはないでしょ?
維持費も年間50~100万円ほどかかるらしいけど、ピッチピチのオナゴが網にかかるよ?
モテたい男子は今すぐクルーザー販売店へ。ファイト☆