東京には、さまざまな災害リスクが潜んでいます。東京の多様な地域特性、都市構造、都民のライフスタイルなどを考慮してつくられた、完全東京仕様の防災ブック。それが「東京防災」です。本書には、知識をつけるだけではなく、今すぐできる具体的な“防災アクション”を多く掲載しています。もしものときに備えて、身を守る力をつけましょう。
(東京都総務局「東京防災」内容紹介)
これを書籍と呼んで良いかどうか悩みながらも、現在のさくらおすすめ本No.1です。
ガチです。
これは読んで損はない。というか読むべきです。というか読みましょう。というか読みなさい。
何故こんなに強硬に「東京防災」をプッシュしているのかというと、「東京防災Kindle版」がAmazonで無料配布(2016/8/29現在)されていることを知ったからです。
すっげーAmazon太っ腹!無料よ無料。Amazonの公共性の高さをはじめて知りました。偉いぞAmazon☆
なので、まずは気にせず下のリンクをクリックして「東京防災Kindle版」を入手しちゃいましょう。Nowやり給えNow。
Kindleデバイス持ってなくても大丈夫です。「ほんのむし」を閲覧できている環境であれば、PCスマホタブレット、どれでもダウンロードできる。やり方はそれぞれ調べてね。
まずはクリック。『今やろう、それが防災アクション』
…はい、皆さんダウンロードは終了しましたか?(はーい)それじゃ「東京防災」についてを、実際にご覧になる前にちょっとお話しましょう。
東京都知事の枡添要一さんが、まあちょっとセコいことして罷免されたのは記憶に新しいところですが、その枡添さんの都知事時代の最大の功績が、この「東京防災」作成および都民への配布だったのではと思います。あ、個人的に。
東京都民のさくら宅へも、昨年ポストインされておりました。もらった当初は殆ど読んでなかったのですよ実際のところ。軽くペラ読みしただけで。
東日本大震災から5年、既にして、自分の中に災害が遠くにあった気持ちが正直ありました。
でもね。今年の熊本地震で。
「大地震って、全然過去の話じゃなかった」と、今さらながら思い至ったのです。
そして、今さらながらに「東京防災」読み返してみると。すごくすごくすごく役に立つ情報が書いてありました。
地震が起こったときの咄嗟の対処方法だけでなく、その後の避難に向けての判断基準、流れ、避難場所での心得、日常生活を取り戻すまでに必要なこと。あ、もちろん地震だけじゃなくてね。落雷やゲリラ豪雨、最近は心配なテロ事件などについても。
日用品を使っての必要なもの作りもね。紙オムツの作り方とか、乾電池の大きさの変え方とか。いざ災害が起こって物資が入手できなくなった時に読み返すと、きっと役に立つ。
「東京防災」という性質上、東京都内だけしか通用しない記述も若干あることはありますが、それでもこの本の9割以上は、東京以外のどの地域の人が読んでも全くもって損はない。
いや、もう、くだくだしいことは言わんよ。読んでみればわかる。
さっきのリンクから「東京防災Kindle版」ダウンロードした人は「ほんのむし」をさっさと閉じてお読みくださいな。
読み終えたら、周囲の方にも是非おすすめください。いやもう本気で拡散希望。皆でやろう「東京防災Kindle版」普及活動。無料だしね。枡添さんありがとう。Amazonありがとう。