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宮次男 他「地獄と極楽」極楽編

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前回の「地獄と極楽」地獄編に続き、こっちは極楽編。
書籍自体は同じです。
大型絵本であれば、地獄と極楽は別になってます。

しかし、この極楽編ですが。
「地獄」と「極楽」一緒にしちゃって良かったの?というくらいニュアンスが全然違う本です。
語り部もイマドキの子供調だし、全体的に「子供向けにしてみました~」な匂いがプンプンします。

「地獄」売れたから「極楽」も作っちゃいました、てへっ!
売れるといいな♪

って販売戦略?

文章はイマイチなれど、絵は美しい極楽浄土の世界です。
どちらかというと日本で今信仰されている仏教というより、インド仏教のイメージですね。
阿弥陀如来も「アミターユス・アミターバ」という、極楽という国の王様と紹介されています。

イカした極楽の住人が、薄絹を素肌にまとわせている姿はうーん、セクシー。
アミターユス・アミターバ王は身体に凡字のタトゥーを入れ、ファンキーでパンクな御姿。
みうらじゅんの「見仏記」をもう一度読み返したくなった私でありました。

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