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内田麟太郎「くじらさんのーたーめならえんやこーら」

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大きな氷山の上に、ペンギンやらアザラシやらシロクマがぎっしり乗っています。真ん中には大きなクジラ。「くじらさんのーたーめならえんやこーら」の掛け声でペンギンたちは次々と海に飛び込んでいきます。すると氷山が浮き上がって…。
(絵本ナビ より)

一度で良いから飛び込みをしてみたかったくじらさんの為に、ペンギンさんとアザラシさんとその他もろもろの生き物たちが働く働く。
くじらよ、なぜそこまでして飛び込みをしたいんだ。
君の夢を叶える為に、どれだけの生き物が努力をしたと思ってるんだ。
 

飛び込み台となる氷山の上には、ペンギンとアザラシと白熊とトドが乗っています。
ここでついつい気になるのが『白熊、ペンギン見て食欲を刺激されはしまいか』
いやちょっと待てよ。白熊って、つまりはホッキョクグマ。つまり北極に生息。
対してペンギンは南極に生息。

食べる食べないの問題じゃなくって、そもそも一緒に居るはずがない。あれ?あれれ?くじらさんの居る海って、北極南極どっちなの?

上記のような重箱の隅をつつく発言はさておいて。
 

「・・・の為なら、エーンヤコーラ」と言ったら、やっぱり連想されるのは『ヨイトマケの唄』ですよね。
美輪明宏の『ヨイトマケの唄』、年末の紅白で観たなあ。
歌というよりアングラ劇のようであった。あの時間だけ、NHKホールを渋谷ジャンジャンに変えてしまったものね。恐るべし美輪さん。さすが黒蜥蜴。
ちなみに全然関係ないけど渋谷のジャンジャンは、かつて高橋竹山(初代)を聴きに行った事があるのよ私。あの空間を体感できた事はちょっと秘かなる自慢よ私。
 

ところで、美輪明宏について、今の金髪おばちゃん(おじちゃん?)のイメージしか無い方は、よもやいらっしゃらないでしょうね?
もし万が一、そのような愚か者がいたら、今すぐGoogleで“美輪明宏”と画像検索をなさい。
いやダメだ。いまやってみたら金髪画像ばっかりだわ。
では若かりし頃の名前“丸山明宏”で検索。さあググれ。そして若かりし丸山明宏のハンパない美貌に衝撃を受けるが良い!
 

『神武以来の美少年』と言われた、その美貌としたら。流し目で死ねます。見つめられたら妊娠します。
今は確かにね、ヒトというより何か違う生物のようになっているけれど(すみませんw)昔は昔で、違う意味でヒトとは違う生物。美しすぎる。つーかエロすぎる。
あの顔で歌う『ヨイトマケの唄』は、今とはまた違う凄みがあったのではないかしらね?
 

と、絵本のレビューをすっかり忘れて美輪チャマ礼賛しつつ、美輪明宏の自叙伝「紫の履歴書」を再読したくなったさくらです。
むかーし昔読んだことはあったけれど、今読み返したらまた楽しいだろう。
 

しかし再読したいのは山々なれど、最近差しかわったらしい新装版のカバーには、現在の金髪美輪チャマがどどーんと。
ごめん、あれ買う勇気ないわ。電車の中で読む勇気ないわ。
 

出版社さんお願いします。ヘタレを助けると思って、過去の、若かりし頃の写真で再度新装をなにとぞ・・・。

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