ファンタジー

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小説

有川浩「空の中」

200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。大人と子供が見つけた2つ...
小説

山田太一「異人たちとの夏」

妻子と別れ、孤独な日々を送るシナリオ・ライターは、幼い頃死別した父母とそっくりな夫婦に出逢った。こみあげてくる懐かしさ。心安らぐ不思議な団欒。しかし、年若い恋人は「もう決して彼らと逢わないで」と懇願した…。静かすぎる都会の一夏、異界の人々と...
小説

レイ・ブラッドベリ「恐竜物語」

恐竜になることを夢見る少年を細やかな筆致で描く書き下ろし「恐竜のほかに、大きくなったら何になりたい?」、仲間を求め年に一度はるかな海の底から灯台めざして泳いでくる地上最後の恐竜の物語「霧笛」など、抒情と幻想の詩人ブラッドベリの珠玉の名品6編...
絵本

林明子「こんとあき」

こんは、おばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。ある日なかよしのあきとふたりで、おばあちゃんに会いに行くことになりましたが……。幼い子の心をとりこにする魅力あふれる絵本。 (絵本ナビより) 最近“怖い本”づいていたので、精神的バランスをとる...
マンガ

惣司ろう「忘却の首と姫」

タイトルの「忘却の首と姫」は「ぼうきゃくのしるしとひめ」と読みます。念のため。 小国のお姫様リリアが嫁いだのは、強い魔力を持ち誰もが恐れる『首なし王』! 文字通りの姿をしている王様と15歳のリリアの結婚は誰もがムチャ婚だと思ったのだが…。リ...
絵本

長新太「ゴムあたまポンたろう」

山にポンとぶつかって、ボールのように空をとぶゴムあたまポンたろうのふしぎな世界一周の旅。 (絵本ナビより) ナンセンス絵本の極致といったらこれですぜ旦那。 頭がゴム製のポンたろう。ポンと飛ぶからポンたろう。 何故に飛ぶのかポンたろう。何処へ...
絵本

佐野洋子「おれはねこだぜ」

何よりも魚が好きで、魚の中でもさばが大好きなねこがいました。ねこが林の中を歩いていると、たくさんのさばが、ねこをめがけて泳いできます。魚たちは、きれいな声でうたいます。「きみはさばをくっただろ」…。 (「MARC」データベースより) 魚嫌い...
小説

浅田次郎「天国までの百マイル」

バブル崩壊で会社も金も失い、妻子とも別れたろくでなしの中年男城所安男。 心臓病を患う母の命を救うため、天才的な心臓外科医がいるというサン・マルコ病院めざし、奇跡を信じて百マイルをひたすらに駆ける― 親子の切ない情愛、男女の哀しい恋模様を描く...
小説

村田沙耶香「殺人出産」

「産み人」となり、10人産めば、1人殺してもいい―。そんな「殺人出産制度」が認められた世界では、「産み人」は命を作る尊い存在として崇められていた。育子の職場でも、またひとり「産み人」となり、人々の賞賛を浴びていた。素晴らしい行為をたたえなが...
マンガ

村上たかし「星守る犬」

掲載時に各媒体で異例の大反響を受けた話題作が、待望の単行本化。 とある原野で、朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見された。 鑑定の結果は男性が死後1年。だが犬は死後わずか3ヶ月――。この時間差が意味するものとは? …...
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