
渡辺一史「こんな夜更けにバナナかよ」
渡辺一史「こんな夜更けにバナナかよ」の書評です。筋ジストロフィー患者 鹿野靖明さんとボランティア達。鹿ボラの沼にドップリはまった著者の当事者目線で見た障害・福祉・人間模様とは。感想など。
さくらの極私的書評ブログ
渡辺一史「こんな夜更けにバナナかよ」の書評です。筋ジストロフィー患者 鹿野靖明さんとボランティア達。鹿ボラの沼にドップリはまった著者の当事者目線で見た障害・福祉・人間模様とは。感想など。
宮下奈都「羊と鋼の森」の書評です。ピアノの調律師お仕事紹介モノ。小説自体に罪は無いが、音感ゼロの人間には少々胸が痛い。感想など。
ジョーン・リンジー「ピクニック・アット・ハンギングロック」の書評です。オーストラリアの失踪事件を描いた映画『ピクニック at ハンギングロック』の原作本。原作で改めて思い出す美少女ミランダの美しさ。感想など。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」の書評です。若返る女とピストル持ってポスター強盗は現実の出来事?アイキャンフライの病室の夢?どう考えるかはお好みで。山田太一ファンタジー三部作。
新田次郎「八甲田山死の彷徨」の書評です。『天は我々を見放した』実際の八甲田山雪中行軍遭難事件がモデルのフィクション。危機管理が重要なのは、昔も今も。感想など。
パトリック・ジュースキント「香水―ある人殺しの物語」の書評です。嗅覚が異常に優れた男の奇譚・奇譚・大奇譚。アゴ外れっぱなしのラスト2章は、匂いフェチは要注意。感想など。
坂木司「ホリデー・イン」の書評です。ホリデーシリーズ登場人物のサイドストーリー短編集。導師ヨーダのようなオカマのジャスミンに恋をしそうな危険性あり。感想など。
有川浩「阪急電車」の書評です。片道たったの15分、今津線の車内は毎日がナニワ漫談。日常が吉本喜劇。ほっこりときゅんきゅんと地元愛のコージー小説。感想など。
浅田次郎「鉄道員(ぽっぽや)」の書評です。高倉健と広末涼子イメージで固定された『ぽっぽや』と、死んだ妻を引き取りに行く偽装結婚の夫『ラブ・レター』最終的な感想は、人間、顔だ。
ジャン・トゥーレ「ようこそ、自殺用品専門店へ」の書評です。キャッチコピー“人生に失敗?それなら上手に死のう!”のSuicide専門店。フランス語読みスュイスィデを「スイスに住む人」と訳してはいけません。感想など。