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小説

ジェフリー・アーチャー「ロスノフスキ家の娘」

アメリカでポーランド系移民2世として生まれたフロレンティナが、ビジネスで成功しつつ、史上初の女性アメリカ合衆国大統領となる過程を描く。同じ作者による『ケインとアベル』の続編である。原題 "The Prodigal Daughter" は、「...
小説

石田衣良「MILK」

大人になっても不器用で、切実な欲望を持て余している―そんな男女におくる、この上なく熱く刺激的な作品集。刺激的、官能的な恋愛短篇10作。 (「BOOK」データベースより) 石田衣良は私の中で「登場人物に優しい作者No.1inNIPPON」とし...
小説

浅田次郎「天国までの百マイル」

バブル崩壊で会社も金も失い、妻子とも別れたろくでなしの中年男城所安男。 心臓病を患う母の命を救うため、天才的な心臓外科医がいるというサン・マルコ病院めざし、奇跡を信じて百マイルをひたすらに駆ける― 親子の切ない情愛、男女の哀しい恋模様を描く...
エッセイ

酒井順子「着ればわかる!」

何を着るかによってその人の性格や心構えは変る。セーラー服に自衛隊、永ちゃんファンからゴスロリまで、あの服を纏う彼女達はどんな世界を生きているのか!?女子の心理を鋭く読み解いて世間を震撼させてきた著者が「わからないなら、着てみよう」の精神で果...
小説

村田沙耶香「殺人出産」

「産み人」となり、10人産めば、1人殺してもいい―。そんな「殺人出産制度」が認められた世界では、「産み人」は命を作る尊い存在として崇められていた。育子の職場でも、またひとり「産み人」となり、人々の賞賛を浴びていた。素晴らしい行為をたたえなが...
小説

伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲...
小説

朝倉かすみ「田村はまだか」

深夜のバー。小学校のクラス会三次会。男女五人が、大雪で列車が遅れてクラス会に間に合わなかった同級生「田村」を待つ。各人の脳裏に浮かぶのは、過去に触れ合った印象深き人物たちのこと。それにつけても田村はまだか。来いよ、田村。そしてラストには怒涛...
ドキュメンタリー

藤崎麻里、他「溺れる人」

第三回 読売・日本テレビWoman’s Beat大賞カネボウスペシャル21受賞作品集 21世紀始まりのころに募集されていた、ウーマンズビートという女性限定ドキュメンタリー対象の大賞作品と、入賞作が掲載された本です。 当時は大賞に選ばれると日...
美術・学術書

金子信久「ねこと国芳」

猫好きのかゆいところに手が届く、国芳の猫の描写 有名な《其まゝ地口猫飼好五十三疋》にとどまらず、描きに描いた猫の絵の中から、めずらしい素描や、全編に渡って挿絵を描いた猫の冒険物語『朧月猫の草紙』、猫の役者が大勢登場する団扇絵、踊る妖怪猫、猫...
対談集

西原理恵子「サイバラの部屋」

ようこそ、何でもアリの部屋へ―。よしもとばななやともさかりえを相手に、なぜだか近所のオカン談義。重松清と成り上がり人生を振り返る。リリー・フランキーにはライバル意識むき出し。出所したてのホリエモンとはダイエット話に花を咲かせる。大胆にもやな...
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