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いりやまさとし「マスクをとったら」

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マスクをとったらなにしたい? およぎたーい! さけびたーい! いっしょにたべたい! あそびたーい! 動物たちといっしょに、子どもたちがおもいっきりあそべる絵本。読み聞かせ2歳から ひとり読み3歳から。
(講談社「マスクをとったら」内容紹介より)

年の瀬ではございますが、図書館である意味衝撃的な絵本を見つけまして。

すいすい およぎたーい!

子供向けの絵本だって、そりゃ時勢を反映している内容の絵本があるのはわかっておりますが。

この絵本、乳幼児(0~2歳児)向けの絵本ですからね。

確かに考えてみれば、この絵本の対象年齢となる乳幼児さんたちは生まれた時から周囲の人たちがマスク着用なのか当たり前。同じ家で暮らすお父さんお母さん(および兄姉)以外には、マスクを着用した姿しか見ていないわけです。

こんなちっこい子向けの絵本ですら、コロナ禍によるマスク着用が主題となっているものがあるという事実、それこそが衝撃。

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「マスクをとったら」は先ほどの説明のとおり乳幼児向けですので、さしたるストーリーがあるわけではありません。

カエルさんやらライオンさんやらパンダさんやらが「マスクを取ってしたいこと」をそれぞれ語っています。

ちなみにこの絵本の作者いりやまさとしさん、パンダが体操する絵本のシリーズをいくつか出版してましてね。パンダ好きの私としてはちょっとお気に入りの絵本作家さんだったりします。

東京オリンピックの頃には「パンダオリンピックたいそう」とかも出してたのよ。可愛いわ。可愛いのよ。興味のある方はぜひパンダ体操シリーズをチェケラ!

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…しかしながら、ねえ。

この絵本のように私たちがマスクを取って思いっきり好きなことをできる日は、いったいいつになることやら。

げんき いっぱい あそびたーい!

願わくば、来る2022年がこの絵本のようにマスクを取っぱらって、子供たちが思いっきり元気に遊べる年になりますように。

道行く人が皆マスクをつけるのが当たり前の世界が、早く過去のものになりますように。

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