小説スティーヴン・キング「デッド・ゾーン」 ジョン・スミスは人気者の高校教師だった。恋人のセーラとカーニバルの見物に出かけたジョンは、屋台の賭で500ドルも儲けた。なぜか,彼には当りの目が見えたのだ。愛を確認し合ったその夜、ジョンは交通事故に遭い、4年半の昏睡状態に陥った。誰も彼が意... 2016.08.25小説
小説ロバート・シェクリー「残酷な方程式」 手違いで惑星基地から締めだされた探検隊の一員。融通の利かないロボットを言いくるめなければ命が危うい。彼のとった奇策とは? 表題作ほか、気弱な男の突拍子もない人格改造術「コードルが玉ネギに、玉ネギがニンジンに」、大戦以後失われた文学の〈記憶〉... 2016.08.08小説
小説筒井康隆「霊長類 南へ」 毎読新聞の記者澱口は、恋人の珠子をベッドに押し倒していた。珠子が笑った。「どうしたのよ、世界の終りがくるわけでもあるまいし」その頃、合衆国大統領は青くなっていた。日本と韓国の基地に原爆が落ちたのだ。大統領はホットラインに手を伸ばした。だが遅... 2016.08.03小説
小説H・F・セイント「透明人間の告白」 三十四歳の平凡な証券アナリスト、ニックは、科学研究所の事故に巻き込まれ、透明人間になってしまう。透明な体で食物を食べるとどうなる?会社勤めはどうする?生活費は?次々に直面する難問に加え、秘密情報機関に追跡される事態に…“本の雑誌が選ぶ30年... 2016.06.05小説
小説小松左京「霧が晴れた時」 太平洋戦争末期、阪神間大空襲で焼け出された少年が、世話になったお屋敷で見た恐怖の真相とは…。名作中の名作「くだんのはは」をはじめ、日本恐怖小説界に今なお絶大なる影響を与えつづけているホラー短編の金字塔。 (「BOOK」データベースより) 小... 2016.05.25小説
小説フレドリック・ブラウン「未来世界から来た男」 奇想天外な着想と巧妙な話術を身上とする、当代一流のストーリー・テラー、ブラウンがその真価を発揮する短編集。第一部SF編には「二十世紀発明奇譚」以下20数編、第二部悪夢編には「魔法のパンツ」「最後の恐竜」等二十編を収める。未来世界と大宇宙の戦... 2016.05.21小説
小説レイ・ブラッドベリ「恐竜物語」 恐竜になることを夢見る少年を細やかな筆致で描く書き下ろし「恐竜のほかに、大きくなったら何になりたい?」、仲間を求め年に一度はるかな海の底から灯台めざして泳いでくる地上最後の恐竜の物語「霧笛」など、抒情と幻想の詩人ブラッドベリの珠玉の名品6編... 2016.05.17小説
小説井上夢人「the SIX」 ひとりの少女との出会いから、全ては始まった―。誰にも心を開かず、部屋で絵ばかり描いている女の子。絵の中の魚が白いのは「おぼれて、死んだの。あした」だから。明日の出来事が見える。他人の心の声が聞こえる。虫を呼び寄せる…。不思議な能力が彼らと周... 2016.05.13小説
美術・学術書アイザック・アシモフ「アシモフの雑学コレクション」 アメリカとソ連との間の距離はどのくらい?深海魚のいる湖は?開拓時代のカウボーイたちの死因で最も多かったのは?もと落ちこぼれの天才とは誰?ニュートンの数多くの発見の秘訣とは?答えは全部この本の中にあります。地球のことから動物、歴史、文学、天才... 2016.04.22美術・学術書
小説筒井康隆「美藝公」 映画産業はわが国最大の産業であり、その頂点にたつスター第一人者が美藝公である。映画産業はなやかなりし頃の夢とロマンにみちた"大活動写真"を描く異色長篇 (「BOOK」データベースより) 日本のSF御三家といえば、星新一・小松左京・筒井康隆。... 2016.04.14小説