小説宮部みゆき「桜ほうさら」 父の汚名をそそぎたい。そんな思いを胸に秘めた笙之介は…。人生の切なさ、ほろ苦さ、人々の温かさが心に沁みる物語。 (「BOOK」データベースより) かつては私の中で「宮部みゆきといえばミステリ」的な印象をもっていましたが、だんだんと時代小説の... 2016.03.16小説
小説島田荘司「占星術殺人事件」 《私は読者に挑戦する》 現代ミステリのラッセル車! 本格ミステリブームの復活に大貢献した切り込み隊長島田荘司のデビュー作かつNo.1。 怪事件は、ひとりの画家の遺書から始まった。その内容は、6人の処女から肉体各部をとり、星座に合わせて新しい... 2016.03.08小説
小説連城三紀彦「飾り火」 北陸本線で知り合った女は、夫に逃げられたまま新婚旅行中の花嫁だった…。 平凡な家庭と多忙な仕事に縛られていた藤家芳行は、誘惑に負けて女と一夜をともにする。 藤家の妻、美冴は夫の挙動に不審を抱くとともに、息子や娘の変貌にうろたえる。 静かに破... 2016.03.03小説