犯罪

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小説

宮部みゆき「桜ほうさら」

父の汚名をそそぎたい。そんな思いを胸に秘めた笙之介は…。人生の切なさ、ほろ苦さ、人々の温かさが心に沁みる物語。 (「BOOK」データベースより) かつては私の中で「宮部みゆきといえばミステリ」的な印象をもっていましたが、だんだんと時代小説の...
小説

小池真理子「青山娼館」

私は娼婦という職業選択をするつもりは毛頭ないけれど、 「マダム・アナイス」で働く人にはなりたい。 もしくは「マダム・アナイス」の会員客になりたい。どっちでもいい。ただマダムに会いたいの。 「恋は御法度よ」会員制娼館のマダム塔子は言った。 娘...
小説

ジョナサン・キャロル「月の骨」

さあ来たぞ。この世で最も登場人物に容赦ないジョナサン・キャロルの《月の骨シリーズ》第1作。 あたしはとっても幸せ。この世でいちばんすてきな旦那さまがいるし、おなかには二人の赤ちゃんも。でも最近、変な夢を見はじめた。ロンデュア、これが夢の世界...
ドキュメンタリー

鈴木伸元「性犯罪者の頭の中」

性犯罪者に共通するのは日常生活での“満たされなさ”。その感情がどう変化し、彼らを性犯罪へと駆り立てるのか。性犯罪者の知られざる心の闇を赤裸々に綴った一冊。 (幻冬舎ホームページより) 私には14歳の娘がいます。 女性として自分自身も性犯罪に...
小説

石持浅海「罪人よやすらかに眠れ」

「この館に、業を抱えていない人間が来てはいけないんです」 北海道札幌市、中島公園のすぐそばに不思議な“館”がある。公園と同じ名の表札を掲げるその建物に、吸い寄せられるように足を踏み入れた客の境遇はさまざまだ。「友人と、その恋人」を連れた若者...
小説

中山七里「連続殺人鬼カエル男」

このミステリーがすごい!大賞 史上初の 最終候補ダブルエントリー作品。 大賞は同じ中山七里『さよならドビュッシー』に軍配があがったものの、作品として勝るとの声も多し。 どんでん返しにつぐどんでん返しのジェットコースター的ミステリ。 口にフッ...
小説

横溝正史「犬神家の一族」

原作よりも映画の方が有名で、話は知っていても実際には小説を読んだことがない人も多いのかも。 かくいう私も、娘の要望で取り寄せて初めて読了。 娘(14歳)が何故「犬神家の一族」を知ったのかと言えば、日清カップヌードルのCMとダウンタウンの20...
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