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かがくいひろし「ふしぎなでまえ」

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こんなでまえがきたらどうする?!
ものぐさ者のじゃがさんとさつまさんのところに、ふしぎなでまえがやってきた!
(「BOOK」データベースより)

いやー予想外の展開でした。
シュールというか何と言うか。

じゃがいも と さつまいも が、お腹をすかせて出前を頼んだと。
野菜を擬人化するってのもね、まあちょっと変わったお話だわね、って位ですがまだ想定内。

しかし カレー皿 とラーメン丼 まで手足が生えて口を聞いて「お腹が減ったー」までは想定していなかった!
小さな子供に読んだらきっと大ウケ。
カレー皿がカレー食べてどうするんだって!ラーメン丼がラーメン食べてどうするんだって!
それを考えだしたら、そもそもじゃがいもとさつまいももカレーとラーメン食べないしなあ。

じゃがくんとさつまさん(さん付なのは女の子だから)が、空腹のカレー皿とラーメン丼相手にどうするのか、
じゃがくんとさつまさんのお腹は満たされるのか、は、実際に本を読んでお確かめ下さい。

あ、でもその後にやってきた天丼の丼と寿司桶の運命は、本を読んでもわからない。
天丼はともかく・・・なあ?寿司はなあ?できるのかなあ?
私だって寿司は握れないぞ。

まあ細かいことは気にせずに、おおーらかな気持ちでブッ飛んだ話にワッハッハと笑うのが、
この絵本の正しい鑑賞のありかた。

多分この絵本、読み聞かせに使ったらかなり子供にウケると思いますね。
PTA読み聞かせの会のママさん方~。「ふしぎなでまえ」オススメですよ~。

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