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メアリ・H・クラーク「誰かが見ている」

二年半前に最愛の妻ニーナを殺されたスティーヴは、今また一人息子と恋人を誘拐された。犯人はフォクシーと名のる正体不明の男で、二人はニューヨーク・グランド・セントラル駅地下の一室に閉じ込められて爆死する運命にあった。爆弾セット時刻は故意か偶然か...
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北村薫「中野のお父さん」

出版界に秘められた“日常の謎”は解けるのか!?体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父。 (「BOOK」データベースより) 前回の「作家刑事毒島」では、文芸界に連なる面々はなべてロクでもない、魑魅魍魎の巣窟だと称されておりました...
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中山七里「作家刑事毒島」

殺人事件解決のアドバイスを仰ごうと神保町の書斎を訪れた刑事・明日香を迎えたのは、流行作家の毒島。捜査過程で浮かび上がってきたのは、巨匠病にかかった新人作家、手段を選ばずヒット作を連発する編集者、ストーカーまがいの熱狂的な読者。ついには毒島本...
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フレドリック・ブラウン「火星人ゴーホーム」

SF作家ルークは、カリフォルニア州の砂漠の一軒家で、原稿が書けずに四苦八苦していた。そこに突然、奇妙な緑色の小人が出現してなれなれしく話しかけてきた。「やあ、ここは地球だろ?」地球に大挙してやってきた奇妙で、意地悪で、悪戯好きな小人は、どこ...
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阿刀田高「食べられた男」

親友のS君が、ゾッとするほどの美人と結婚した。そして一ヵ月、S君の足に、最初の変化が現れた―。どこにでもいそうな人、いつでも起こりそうな出来事、そんな日常の風景が少しだけ捻れた時、静かに恐怖が忍び寄る。表題作「食べられた男」を始め、洗練され...
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高田郁「出世花」

不義密通の大罪を犯し、男と出奔した妻を討つため、矢萩源九郎は幼いお艶を連れて旅に出た。六年後、飢え凌ぎに毒草を食べてしまい、江戸近郊の下落合の青泉寺で行き倒れたふたり。源九郎は落命するも、一命をとりとめたお艶は、青泉寺の住職から「縁」という...
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有川浩「ラブコメ今昔」

「自衛隊員の皆さんに恋愛や結婚の経験談を語ってもらいたいんです」。二等陸佐・今村和久の前に現れたのは、隊内紙の記者の元気娘・矢部千尋二等陸尉。訊けば、夫婦の馴れ初めを、コラムに掲載したいというのだが!?「みっともない」と逃げる今村、ねばる千...
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石持浅海「殺し屋、やってます。」

ひとりにつき650万円で承ります。ビジネスとして「殺し」を請け負う男、富澤。仕事は危なげなくこなすが、標的の奇妙な行動がどうも気になる―。殺し屋が解く日常の謎シリーズ、開幕。 (「BOOK」データベースより) 石持ミステリの登場人物に総じて...
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浅田次郎「天切り松闇がたり〈第5巻〉ライムライト」

五・一五事件の前日に来日した大スター、チャップリンの知られざる暗殺計画とは―粋と仁義を体現する伝説の夜盗たちが、昭和の帝都を駆け抜ける。人気シリーズ、9年ぶりの最新刊。表題作「ライムライト」ほか5編を収録。 (「BOOK」データベースより)...
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浅田次郎「天切り松闇がたり〈第4巻〉昭和侠盗伝」

時は昭和九年。関東大震災から復興を遂げ華やかなモダン東京を謳歌したのも束の間、戦争の影が徐々に忍び寄っていた。ついに寅弥が我が子のようにいとおしんできた勲にも召集令状が届く。国の無体に抗おうと松蔵らが挑んだ企みとは?激動の時代へと呑みこまれ...
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