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エッセイ

青木玉「幸田文の箪笥の引き出し」

着物を愛し、さっそうと粋に着こなした幸田文―。残された着物の、一枚一枚に込められたさまざまな想いを、娘の目からたどるとき、在りし日の母の姿はあざやかによみがえる。四季の移り変わりを織り込みながら、祝い事などの場の雰囲気に合わせて、みごとに「...
小説

ジェームズ・ヤッフェ「ママ、手紙を書く」

警察が悩む難事件も、ママにかかっては子供の遊びも同然だった。なにしろ、家で話を聞いているだけで、事件を解決してしまうのだから。そんなママが、西部に引っ越したデイヴを訪ねて、はるばるブロンクスからやってきた。そこに発生した助教授殺し。悩むデイ...
ビジネス書

佐藤留美「凄母(すごはは) あのワーキングマザーが「折れない」理由」

驚きの「捨て去る」技術、脱・出世戦略、スーパーすぎる育児分担、40代に高最に輝ける理由、子連れ海外赴任の腹の決め方など11のサバイバル戦略を紹介。仕事や家庭での凄技時短術、仕事への向き合い方とモチベーション、夫や両親、職場との人間関係の作り...
小説

角田光代「八日目の蝉」

逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに光はきざすのか。心ゆさぶるラストまで息もつがせぬ傑作長編。第二回中...
小説

ジェイムズ・ヤッフェ「ママは何でも知っている」

毎週金曜の夜、刑事のデイビッドは妻を連れ、ブロンクスの実家へママを訪れる。ディナーの席でいつもママが聞きたがるのは捜査中の殺人事件の話。ママは“簡単な質問”をいくつかするだけで、何週間も警察を悩ませている事件をいともたやすく解決してしまう。...
小説

桐野夏生「だから荒野」

もう二度と会うことはないでしょう。 46歳の誕生日。身勝手な夫や息子たちと決別し、主婦・朋美は1200キロの旅路へ―― 「家族」という荒野を生きる孤独と希望を描き切った桐野文学の最高峰! 大反響の毎日新聞朝刊連載に、大幅な加筆修正を施して書...
小説

浅田次郎「天国までの百マイル」

バブル崩壊で会社も金も失い、妻子とも別れたろくでなしの中年男城所安男。 心臓病を患う母の命を救うため、天才的な心臓外科医がいるというサン・マルコ病院めざし、奇跡を信じて百マイルをひたすらに駆ける― 親子の切ない情愛、男女の哀しい恋模様を描く...
小説

村田沙耶香「殺人出産」

「産み人」となり、10人産めば、1人殺してもいい―。そんな「殺人出産制度」が認められた世界では、「産み人」は命を作る尊い存在として崇められていた。育子の職場でも、またひとり「産み人」となり、人々の賞賛を浴びていた。素晴らしい行為をたたえなが...
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