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京極夏彦,町田尚子「いるのいないの」

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おばあさんの住む、とても古い家で、ぼくはしばらく暮らすことになった。その家の上の方はとても暗い。暗がりに、だれかがいるような気がしてならない。気になって気になってしかたない。京極夏彦と町田尚子が腹の底から「こわい」をひきずりだす。
(絵本ナビより)

 

きました。
ついにきました。
「怪談えほん」シリーズ最恐の「いるのいないの」が。
 

いやこれマジ怖いっすよ。
血圧高い年寄りはコロっと一発。最終ページ読ませりゃコロっと。
 

ちょっとそこのお母さん。子供の寝かしつけに「いるのいないの」を読み聞かせしようなんて愚かな考えをしていたら、いますぐに止めなさい。
子供がひきつけ起こして、翌朝オネショするのは確実よ。
その前にお母さん、貴女が怖くて眠れなくなるよ!

「いるのいないの」の主人公は小学生の男の子。
やってきたのは、田舎のおばあさんの家。

おばあさんのいえで くらすことになった

これ、夏休みに遊びにきたんじゃ、ないよねえ?遊びに来たんだったら『くらす』って言い方しないよねえ?
でもお父さんもお母さんも、絵本の中には出てきません。
あ、ちなみにおじいさんもね。死別か離別か知らねども。
 

少年の来し方に妙な違和感を感じつつ、絵本はそれに触れることもなく進む。
 

古い日本家屋って、それだけで、怖い、ですよねえ。
暗がりの。きしむ音の。部屋の片隅に潜む気配。
 

しかしながら。
この家の場合は、気配どころじゃないんっすよ。
バッチリいます。いるのいないの、って聞かれても、いますから。出てきますから。

少年は「IT」(スティーブン・キング的に言ってみよう)の存在をおばあさんに訴えますが、おばあさんはITの存在を知ってか知らずか、まるで相手にしてくれません。

「みなければ いないのと おんなじだ。」

いや、だから、いるって!
 

いるのは、おばあさんと、多くの猫と、少年。
そして。
 

何が「いるの」かは、最終ページにて。
心臓に疾患のない方だけ、最終ページを開いてご確認ください。
一冊の絵本によって貴い生命を奪うことは、さくらにとっても、作者にとっても、おそらく本意じゃない。
 

忠告はしたからね。
あとは自己責任よ。

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