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祀木円「しゅんにゃん」

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『にゃんペット』とは大手家電メーカーTAMY(タミー)が開発した、高齢者向けセラピーロボット。一般モニター用の春(しゅん)は大学生のモトナリと公園に行ったり季節の行事を楽しみながら同居生活を堪能中。開発センターで管理されているやまぶき、シロ、クロ、ミケの4にゃんはおにごっこをしたり、肉球をつけたりして従業員のみんなを癒しています。
(pixivコミック内容紹介より)

 

ロボットを介護の現場で活用しようという動きが、世の中ではあるようです。
入浴などの介護者の補助の役割をもったロボット然り、歩行などの被介護者側の支援をする役割をもったロボット然り、コミュニケーションをするロボット然り。
特に被介護者とのコミュニケーションをする目的で作られたロボットは、おしゃべりしたり、一緒に体操したり、脳を活性化して認知症予防に役立てようという働きがある製品が数多く作られているらしいです。
 

コミュニケーション型ロボットは、介護だけじゃなくて、一般の人にも向けたロボットも多いですよね。
昔にはSonyのAiboも居たなあ。犬型ロボット。Aiboをきっかけにお付き合いが始まって結婚した人を私は知っている。Aiboはナンパのツールにもなった一例ですわ。
最近ではデアゴスティーニのロビ。ソフトバンクのお店に行けばペッパーも居る。
 

でも、ロボットに“癒し”を求めるならば、硬い外装がウィークポイントですよね?
可愛い声でおしゃべりしても、沢山の言葉を学習しても、やっぱり『ギュッ』と抱きしめて、ふわふわふかふかの肌触りがなくては癒されませんの私。
 

介護の現場でアニマルセラピーの代用として使用されるアザラシ型ロボットのパロは、確かにふわふわふかふかで気持ち良いけど、殆ど動けないのがたまにキズ。
 

そこに新たなる救世主が登場!
大手家電メーカーTAMYが開発した高齢者向けセラピーロボット“にゃんペット”!
猫型なのに二本足の自立歩行が可能!たどたどしい幼児語でおしゃべりが可能!一緒にお食事もできるお楽しみも!
人語を解するペットとして、福祉業界の熱い視線を浴びる“にゃんペット”。一般販売は先なれど、体験モニターからは多大な好評を得ている注目の新製品です。
 

…あ、嘘ですよ。もちろん。
「しゅんにゃん」の話です。

ネコ型ロボットだけど、好物はスパゲチ☆

可愛すぎます。猫型ロボット。
マジ居るだけで砂漠のオアシス。ページをめくるだけで癒しの泉ダダ漏れ。
本当は猫というより猫の着ぐるみですが、細かいことは気にしない。
 

「しゅんにゃん」では“にゃんペット”がモニターと生活をする様子と、開発元のTAMY社内の様子が描かれています。
TAMYの開発部にももちろん“にゃんペット”は居るのよ。しかも4体。会社の皆さんがお仕事中にも、社内をうろちょろしています。
こんなの居たら仕事になんねーよ。可愛すぎて。癒されちゃって仕事を忘れる。困る。
 

モニター家庭内でも社内でも、特に大きな事件が起こることはなく「しゅんにゃん」ではひたすら“にゃんペット”の日常が続くだけなので、ストーリーを紹介するのは難しいところがあります。
てーかね、良いの。只ひたすらに“にゃんペット”の姿が見られれば、それで良し。
人間様のあれやこれやも、ちょこちょこと面白くは描かれておりますが、あくまでも中心は“にゃんペット”で。モニター商品のしゅん、社内サンプルのシロ・ミケ・クロ・やまぶきが、ページをうろちょろしているだけで、ああ東京砂漠に潤いが…。
 

あれですね。やっぱり、セラピーロボットはギュッと抱きしめてふわふわふかふかの、猫型ロボットで決まりですよ。
TAMYから技術譲渡して、安川電機あたりが作ってくれないかなあ。ものづくりニッポンの今後に期待!

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