雨宮尚子「旅館すずめや」

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すずめの女将が経営する山奥のひなびた旅館「すずめや」。動物たちもみんな泊まりにくる、とっておきの秘湯です。すてきな和風絵本。お茶碗、箸置き、和菓子などかわいい和の小物もいっぱい。巻末には小物のミニ解説付き。
(「BOOK」データベースより)

ryokan

この本のカテゴリーを“絵本”にしていない理由について。

某書店ではじめて「旅館すずめや」を見つけた時、私 さくらは“児童書”ではなく“美術書”のフロアに居ました。
オッシャレーとムッズカシソーの間に挟まれたすずめやの女将さん。

中をぺらぺら立ち読みすると確かに、絵本の体裁をとりながら「和」を感じられる小物型録や伝統文様の説明があり、大人が十分楽しめる内容です。
某書店員さんにとって「旅館すずめや」は単なる絵本じゃないぞ、と。
日本古来の風俗を紹介する美術書の一翼であるぞ、と。
いや、もしかして単純な間違いだったのかもしれないけどねw

この本を“美術書”の棚に入れた、名も知らぬ店員さんの気概に敬意を表して、我が ほんのむし でも「旅館すずめや」は美術書に認定!
名も知らぬ『民衆を導く自由の女神』に続け!書評もカテゴライズも独断と偏見だ!

さて。
“美術書”「旅館すずめや」に登場する『旅館すずめや』がほんっとーに素敵な旅館。
すずめの女将さんが可愛らしくって働き者で、こんな旅館に泊まれたら良いねえ。
ページごとに隠れている雪だるまの『ゆきちゃん』を探すのもお楽しみです。
でもゆきちゃん、最終ページでお風呂に入ってたけどw 溶けちゃうw

お三時どきにはすずめの女将さんが抹茶をたててくれて、ページには練り切りの生菓子が色々と描かれています。
それぞれの菓銘も併記されているのですが、いやー和菓子の名前ってお洒落ですよねえ。

例えばね。『初音』という生菓子があるんですよ。
デザインや意匠は菓子庄ごとにそれぞれ工夫をこらしているものの、『初音』の菓銘がついたお菓子のモチーフはいずれも・・・そう、ウグイス!
ウグイスの鳴き声が初めて聞こえることで、春の訪れを表しているのです。

かつて青山の骨董通りにある会社に勤務していた時代、来客用のお茶菓子として菊家の生菓子を用意してました。
(今考えてもセレブな会社だわ!)
菊家におつかいものに行くのが楽しみだったなぁ~。古ーい小さなお店に、季節折々の生菓子が陳列されていて、どれを選ぶかいつも迷いました。
バレンタインとかクリスマスとかの意匠でも和菓子を作っちゃう、遊び心に満ちた老舗和菓子店でありましたよ。
また行ってみたいもんだが。今の私には、青山は遠い。

(おまけ)
菊家のFacebookページを発見してびっくり!
ハ、ハイテクっすね女将さん。

旅館すずめやの女将も、菓匠菊家の女将も働き者だ~。

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レビュアー: さくら
さくら
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